健康被害を起こさない注文住宅の床材選び

化学製物質を含む住宅用の資材類は多数ありますが、シックハウスの問題やアレルギーの問題を起こさずに健康的な生活を送るには、注文住宅を建てる方であれば、最初から資材選定の段階で自然素材をメインに使うことが最適になります。屋内側では複数の場所が該当していますが、床材に注目してみただけでもかなりの種類から選べます。健康被害を起こさない注文住宅の床材は、一般的に採用されている合板のフローリングではなく、無垢材のフローリングを選ぶことは推奨できます。合板タイプは各木材を貼り合わせる際に接着剤を用いているのでシックハウス症候群になるリスクはゼロではありません。

無垢材の場合は木材からフローリング用にカットをしたものをそのまま使う方法なので、化学性物質を一切含まないことがメリットになります。無垢材の場合は表面には自然由来の塗装を施していることが多く、一応は耐久性は高いものですが、経年劣化によって汚れが目立っていたり、小傷が気になるようであれば、電動工具のポリッシャーを使い、木材研磨用のパフを使う方法で、薄く表面を削り取ることができます。この作業は素人でも簡単に行える範囲になりますが、研磨後には汚れが付きやすい状態になるので、自然由来の床用の塗料を塗り広げることで新築時と同じコンディションへと戻すことができます。注文住宅で健康的な生活を送るには、床材は重要な場所になり後からリフォームをする方法もありますが、水回りのスペースには床用石材やタイルなどを指定する方法も良い選択肢になります。

硬質素材の場合は転倒してしまう可能性がありますが、床用として販売されている資材は滑り止め加工が施されているので安心です。