災害に強い注文住宅をつくる

最近では災害に見舞われる地域が目立ちますので、注文住宅を建てる時には災害に強い家にしたいと考えることが多いようです。一定の時期だけではありますが、台風も大きな被害をもたらしています。風を受ける外壁の風圧とバランス等に考慮した造りになっている耐風設計が被害を減らすカギを握っており、雨水を浸入させない耐水性のある外壁や屋根も非常に効果的です。素材や造りによって頑丈さが変わり、台風がきても大きな被害を免れることができます。

地震に強い注文住宅にしたいという要望も少なくありますが、それには地盤調査が欠かせません。地盤が軟弱だといくら家を強くしても被害を防ぎきることができませんので、地盤調査を行って問題が無いことを確認してから建物の設計にうつることが大切です。建物は支えとなる基礎をしっかりとつくりこみ、家の重さを支えて横からの力に耐える耐力壁のバランスも大事になります。基礎の部分はどのようになっているのかを質問すると、施工会社が詳細に教えてくれます。

専門的なことなのでスムーズに理解できないかもしれませんが、理解できるまで説明してもらうと不安が解消されるはずです。対策として忘れてはいけないのが火災への備えです。建築基準法では燃えにくい家づくりや燃え移りしにくい街づくりにするための基準を設けています。注文住宅づくりでは屋根や外壁、窓ガラス、内装材も燃えにくいものにして、万が一燃えてしまっても有毒ガスが発生しない素材を使います。

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